健生クリニック 所長 宮岸 清司
『グループ医療福祉宣言』
健生病院は、1999年10月1日、それまで21年間続いた入院診療を終了し、無床診療所として新たな出発をしました。同時にデイケア「てまり」、病児保育「ほっとルーム」を開始し、すでに活動している、訪問看護ステーション「すみれ」、ヘルパーステーション「たんぽぽ」とともに、0歳の赤ちゃんから、100歳以上のお年よりまで、みんなに頼られ、選ばれる医療・福祉施設をめざしています。
* 私たちは、患者さんや利用者、およびその家族の多様な生き方を尊重します。
* 誰でも、どんなことでも気軽に相談できるやさしい施設をめざします。
* 疾患や病態を科学的にとらえ、適切に対応できるよう、日常的な学習を重視します。
* 患者さんや利用者の思いや苦しみを理解し、要求を受け止めていけるよう、私たちの感性をみがくようにつとめます。
* 疾病の原因や、悪化の要因と考えられる因子すべてについて、あらゆる職種が、それぞれ専門職の立場で対等平等に意見を出し合い、徹底的に話し合います。そして、その解決方法を、患者さんの立場に立って、あきらめることなく追求します。
* 憲法が定める基本的人権が尊重され、あらゆる人が最善の医療と福祉を受けられる社会、戦争のない平和な社会めざし、患者さん、利用者、共同組織の人々とともに、国や自治体に働きかけます。
1999年11月 | 健生クリニック 訪問看護ステーション すみれ ヘルパーステーション たんぽぽ 病児保育 ほっとルーム デイケア てまり |