2月はのべ116名のお子さまにご利用いただきました。
ありがとうございました。
この寒暖の差が激しい時期、
喘鳴(ゼーゼー ヒューヒュー)や
咳がひどくて入室されるお子さまが増えてきます。
医師の指示のもと、
保育中に吸入することもよく出てきます。
保育者付き添いで、
外来の処置室で吸入します。
ひどい喘鳴のときは
3時間おきに吸入することもあります。
保育室では点滴は出来ませんが、
吸入は出来ますので、
安心してご利用ください。
(もちろん医師の指示のもと、行なっています。
また、保育中に点滴が必要な病状になったときには
緊急連絡先にご連絡し、お迎えをお願いいたします。
保護者の付き添いのもと、外来で点滴となります。
保育室内で点滴はできません。 ご了承ください。)
咳と喘鳴がひどくて入室したSちゃんとYちゃん。
双子の姉妹です。
久しぶりに一緒に入室しました。
体に無理がかからないように
静かにいろいろ作りましたよ^^
まずは、これ。
ひな人形。
保育士が、「ここは何色にする?」などと
聞きながら、紙を切って
2人が好きなように、のりをつけたり、顔を書いたり。
お内裏様の色は
黒系統や青系統の色を選びがちですが、
2人は、好きな色を選んでいました。
固定観念に縛られているのは
私たち、大人のほうですね。
次はこれ。
お弁当(チューリップつき)。
これも、保育士が
「おかず何がいい?」と聞きながら
紙を切って、
2人でのりで海苔をつけたり、パン粉をつけたり。
とっても楽しそうでした。
このお弁当を見た、同室のKちゃんは
「私も欲しい~。先生作って」とおねだり。
写真をとるのを忘れてしまいましたが、
3つのお弁当が出来て、
3人はホクホク顔でした。
病児保育というと
「ずーっと寝かされてるだけなんでは・・・」
「テレビとかDVDをずーっと観ているだけでは・・・」
と、思われがちですが、(ほっとルームにはテレビは置いてありません)
このように、安静状態を保ちながらも
子どもたちが楽しく過ごせるよう、
子ども一人ひとりの興味や、やりたいことを尊重しながら、
保育看護を行なっています。
私たちも、あそびの引き出しがたくさん開けられるように、
日々学んでいかなければ・・・と毎日思っています。